アスリートのスポーツドリンク事情をご紹介。
日ごろ彼らが何を飲んでいるのか、そしてプロ選手を目指す子供や青年男女は、毎日どのようなスポーツドリンクを飲めばアスリートに近づけるのでしょうか。
プロ選手を育てたいママさんパパさん必見です。
スポーツドリンクの定番のポカリは駄目なの?
アスリートが日ごろ運動するさいに飲むスポーツドリンクは、もちろんながら普通の水ではありませんし、ポカリのような市販のもスポーツドリンクでもありません。
ちなみにポカリスエットやアミノ酸ドリンクのような市販のスポーツドリンクは決して悪くはないのですが、誰でも飲みやすいように加糖されており、糖質が多くなっているのが特徴です。
そのため、身体への吸収はいいのですが、運動中に飲むと体が重くなったり、また軽いストレッチ程度で飲み続けていると、逆に太ってしまうこともあります。
ポカリスエットは代謝がよく発汗作用が強い子供の水分補給程度と思っていた方がいいでしょう。
アスリートが日ごろ飲んでいるスポーツドリンクはどんなの?
では、アスリートが日ごろ飲んでいるスポーツドリンクはどういったものなのでしょうか。基本的にアスリートはスポーツ栄養学に基づいて、独自のスポーツドリンクを作っています。水、プロテイン、アミノ酸、ココナッツオイルなどなど。
基本的にタンパク質となるプロテインはアスリートには必須となります。
タンパク質の摂取というと、通常は体の燃焼作用の役割と考えられますが、アスリートの場合は燃焼作用よりも筋肉強化を目的に摂取します。
また、ビタミンは体の強化ではなく、体調維持に重要な役割があり、主にビタミンB1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンCなどがアスリートの体調維持に深く関わってきます。
ただし、これらはサプリメントではなく、極力食べ物から摂取するようにしましょう。
慣れてくると自分でオリジナルにブレンドをすることもできますが、スポーツ科学の知識がないうちは、レシピを見たり専門店で買うのがいいでしょう。
アスリートにとってスポーツドリンクと同じくらい重要な「水」
アスリートが普段飲む水の量は、減量した分の150%と言われています。
スポーツドリンクで常に栄養補給をするのもいいのですが、やはり一番摂取する量が多くなるのは「水」です。
上述したオリジナルブレンドのスポーツドリンクであっても、水で2~4倍に希釈して飲むのが普通です。
また、慣れてきたら水の量を増やして自宅で飲む水もジュース類ではなく、水が一番となります。
そのため、アスリートの中でも例えば野球のイチローさんは普段から水素水を飲んでいますし、サッカー選手の長友さんは自宅にペットボトルのミネラルウォーターを山積みにしています。
では、水ならば普通の水道水でも、コンビニで売っているミネラルウォーターでもなんでもいいのでしょうか。
普通の水は駄目?アスリートがスポーツドリンクとして飲む水はコレ
アスリートが飲む水は、当然のことながら水道水の水ではありません。水道水の水は衛生面に関しては申し分ないのですが、身体が重くなったり、水分補給の役割しかありません。アスリートは基本的に水やスポーツドリンクに対して、水分補給にプラスアルファの要素を求めます。その点、水道水やミネラルウォーターはプラスアルファの要素がありません。
アスリートがスポーツドリンクに希釈するために使う水や、そのまま飲む水は、「シリカ水」や「アルカリイオン水」、「還元水素水」または、水素を原料とした『プロトン水』がおススメです。
プロトン水と体内の活性酸素除去の関係
プロトン水はアスリートだけではなく、整体院や高級料亭でも導入されています。
厚生労働省が認めているのは「胃腸症状の改善・整腸作用」で、シリカ水やアルカリイオン水と同じなのですが、アスリートの多くがプロトン水を選ぶには、もう1つの理由があります。
プロトン水をそのまま摂取、もしくはスポーツドリンクとして飲むと、体内の活性酸素が減少する研究が近年世界で報告されています。
呼吸の激しいアスリートは活性酸素が通常よりも多く体内に生成されます。
活性酸素が大量に生成されると、体力の低下、疲労の蓄積、免疫力の低下といった副作用が発生します。
アスリートのスポーツドリンクは慎重に考えて
身体を構成する60%は水分です。
アスリートはスポーツドリンクによって、身体作りが支えられているといっても過言ではありません。
そのため、これからプロのアスリートを目指す子供や青年が飲む水は、しっかりと考えるべきといえます。
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