2010年代に入って注目されはじめた水素水ですが、「水素水を飲めば痩せる」という噂が独り歩きしているようです。そこで、今回は水素水で本当に痩せるのか、科学的な見地から考察していきたいと思います。
水素水を飲むことが直接痩せるわけではない
まず前提として知っておいてほしいのは、水素水を飲むだけで痩せることは決してあり得ないという点です。水素水は薬ではありませんし、脂肪を燃焼させる直接的な効果はありませんので、水素水を飲むだけで痩せる、といったダイエット目的の広告は要注意です。
しかし、水素水の効果を科学的に検証すると以下のことが分かります。
厚生労働省が水素水に認める「胃腸改善効果」は間接的に痩せることができる
現在水素水は主に医療現場で使われており、一般家庭の浄水器で整水される水素水に対しては、「胃腸改善効果」が厚生労働省が認めるものとなります。水素水を飲むことで腸内にプラスの作用を及ぼし、胃腸を整腸するとのことですが、これは具体的には悪玉菌の減少などが考えられます。悪玉菌は胃腸内の環境が酸性に寄っていたり、活性酸素が過剰に生成されることによって増殖します。
痩せるための水素水ではなく、健康改善のために飲もう
胃腸改善効果がしっかりと感じることができたら、便通もよく、脂肪燃焼も効率がよくなることが期待されます。これが水素水で痩せるという科学的検証となります。サプリメントでもよく見かける便秘改善+脂肪燃焼効果を水素水で得ることができるのであれば、やはりそれだけでも日ごろから水素水を飲む価値はあるのではないでしょうか。ただし、上述したように、痩せるという効果は、上記左様の副次的なものとなることは覚えておきましょう。
水素水は痩せるだけではなく、あらゆるプラスの効果を孕んでいる
今回ご紹介したように、水素水で痩せるのは整腸作用後による代謝の促進効果からくる副次的なものとなります。しかし、現在水素水は研究段階で、活性酸素の減少から認知症予防やガンの抗がん剤の副作用の緩和、その他疾病にも一定の効果を示すデータがあります。水素水はまだまだ世界的にも研究段階で、大手病院がデータを集めている最中ではありますが、日ごろから飲むことで、いまはまだ明かされていない水素水だけが持つ健康効果を得ることができるかもしれませんね。痩せるかどうかは別として、健康な身体を維持することができるようになれば、新陳代謝や脂肪燃焼の効率が上がり、脂肪を溜め込まない=痩せるような体になるというのが、科学的見地からの意見となります。
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